子育ての現場には、さまざまな年齢、背景を持つ親たちが集まります。そこには時に、予期せぬ摩擦や、年齢差に起因する戸惑いが生じることもあるでしょう。今回は、自身の子育てを始めたタイミングが周りのママ友よりも一回り遅かった、筆者の友人A子さんの体験談です。
「もうCママもBママもグループにいないから、安心して来て」
と言われたのです。
久しぶりにグループLINEを覗くと、確かに2人とも消えているではありませんか。
一体どうして?
皆ありがとう(涙)皆の優しさに感謝です
実はA子さんが先に帰った後、「1人だけ高齢」とCママが大爆笑していて、Bママも一緒になって笑っていたそうです。
それを聞いた他のママたちが、
「子どもが早く出来たらそんなに偉いの?」
「子育てに早すぎる、遅すぎるなんてないでしょ。みんな一生懸命育ててるんだから」
そう2人を嗜めてくれたそうで、その後すぐに2人はグループを抜けたとのことでした。
そうして今も、このグループでよく遊んでいます。
人の言葉に傷付きましたが、人の言葉に救われた出来事でした。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。