今回は子育てについて改めて考え直した、筆者の実体験をご紹介しますね。
園長先生の言葉を、改めて受け止めて……
「息子くんは本当にお母さんが大好きで、お母さんも息子くんが大好きなんですね」
と、満面の笑顔の園長先生。
なんでもやりたがるのは自我が成長し、そして自分一人でも出来るのだと「ママにアピールして褒められたい」から。
一人で出来る事をママに頼むのは「ママに甘えたい」から。
「甘えてもいいんだと、安心したい」から。
「それを分かっていても叱ってしまう気持ちも充分分かります。もう4歳と思うけど、まだ4歳なんですよね」
そう園長先生に言われ、私はハッとしました。
毎日怒ってごめん。ママも頑張るね、一緒に成長しようね
自分の気持ちに素直に育って欲しいと思っていたのに、やりたい放題の息子に「全然言う事を聞かない子」と、毎日イライラしていました。
忙しい時に甘えられると、「自分で出来るんだから、自分でやって!」と、キツく言ってしまう事も。
『もう4歳、まだ4歳』の息子。
甘えさせてあげられるのは親の特権であり、親が安心できる場所でなくてどうする! と、大反省した瞬間でした。
重大な事故やケガに繫がるような危険な事は、必ず厳しく叱ります。
でも、それ以外は「なんとかなるか」精神で、ゆるく子育てするよう心掛けています。
もちろん自分で出来る事でも、沢山甘えさせてあげる。
賛否両論はあると思いますが、子育てに正解はありません。
難しいと思う日々ですが、これからも試行錯誤しつつ頑張ろうと思います。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。