筆者の体験談です。
義母は「助かるわ」と褒めた後、必ず「こうすればよかったのに」と一言を添える人でした。
ある日、私が無言で帰宅すると義母は一瞬焦った表情を見せ──。その日を境に、義実家との関わり方が変わっていきました。
義母は「助かるわ」と褒めた後、必ず「こうすればよかったのに」と一言を添える人でした。
ある日、私が無言で帰宅すると義母は一瞬焦った表情を見せ──。その日を境に、義実家との関わり方が変わっていきました。
義母の指摘にモヤモヤ
義両親とは別居でしたが、結婚してから、義母に家事や料理を頼まれることが増えました。
しかし、義母は頼むときは「あなたが得意でしょ、助かるわ!」と褒めるのに、事が終わると最後は「こうすればよかったのにね」と一言言わなければ気が済まない性格。
それならば最初からやり方を教えてくれればいいのに、と胸の内は晴れず、やる気が削がれていったのです。
積もっていく苛立ち
義母のその調子は、訪問するたびに繰り返されます。
別に動くことは問題ないですし、特に感謝されたいわけでもありません。
できることはやろうと思っています。
しかし、後味の悪さばかりが残るのです。
「またか」と思うたび、心の中に小さな不満が積み重なっていきました。
気づけば義母の声を聞くだけで胸が重くなり、訪問の日が近づくと憂うつになるほど。
やがてそれは我慢の限界へと近づいていったのです。