筆者はプライベートな部分を見られているようで、なんとなく気恥ずかしくなります。
今回は筆者の友人A子さんの、まさかの赤面体験のお話です。
まさに一石二鳥よね
A子さんはスーパーで買い物する時、よく見切り品をチェックしています。
明らかに一部が腐っていたり、かなり痛んでいるものは避けますが、「今日中に食べるなら問題なし」というようなものも、多くあるからです。
節約にもなるし、捨てられる野菜も減るしで、一石二鳥。
そう思っていたのですが、そんなA子さんが赤面する事件が……!!
ママ友とおしゃべりに夢中
いつもは娘が幼稚園に行っている間に買い物を済ませるのですが、ある日娘を連れて買い物へ行かなくてはいけない日がありました。
そして買い物中、偶然顔見知りのママ友に遭遇したのです。
なんとなくカゴの中を見られたら恥ずかしいと思っていましたが、幸いなことに、まだ見切り品を選ぶ前でした。
端のほうに立ち止まり、最近のアレコレや、夕飯メニューの話をしていると、ついつい大盛り上がり!
話が終わらないママを見て、娘は退屈だったのでしょう。
娘が突然口を開き……
ま、待って! 何故か言い訳をしてしまった私。恥ずかしかった……
「ママ、早く見切り品探しに行こう?」
「早くしないと売り切れちゃうよ!」
そう焦ったように言う娘の言葉に、A子さんは思わず赤面してしまいました。
「や、安くなってるし、今日食べきるし……!」
なんて、誰も聞いていない言い訳をしていると、
「見切り品でもいいよね~わかる~」
そうニコニコと言うママ友の姿を見て、少しホッとしたものです。
別に悪いことをしているわけじゃないし、娘も悪いことを言ったわけでもありません。
その場で堂々と言えなかったのも変ですが、それでもなんだか、無性に恥ずかしくなってしまった出来事でした。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。