遊んでいたりお出かけの時、雨が降ったら気分が滅入りませんか?
案外子どもにとって、雨は思っている以上に嫌な物ではないのかもしれません。
今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。

息子と2人で公園へ。気持ちの良い天気♪

A子さんが小学生になる息子と、2人で公園へ行った時のお話です。
色んな遊具で遊んだり、一緒に鬼ごっこをしたりとはしゃいでいました。
その日は朝から晴天で、本当に気持ちいい暑さだったのです。
10月になっていましたが、半袖でも充分な気候でした。ところが……

なんだか青春映画みたい。泥だらけで遊び回る2人

急に空が曇りだし、突然の通り雨が降ってきたのです。
それもかなりの大粒の雨で、一瞬でA子さん達はびしょ濡れになってしまいました。
2人とも薄着のままびしょ濡れで、寒さに震えたほどです。

「風邪をひくから帰ろう」

というA子さんに対し、

「雨やんだし、走ったら乾くよ!」

と、キラキラの笑顔で言う息子。
確かに雨はすぐ上がったので、「動いていたら乾くかも!」なんて思ったA子さん。

「帰ったら服は洗濯すればいいし、あったかいお風呂に入れば大丈夫か!」

そうしてA子さん達は、思いっきり走り回ることにしました。
雨が降ったことで公園にはA子さん達しかおらず、貸し切りの遊び放題!
泥だらけになっても気にせず、A子さんも童心に返ったように楽しみました。

言うなればまるで青春映画のワンシーンのようで、とても楽しい思い出になったのですが……。

まさかの高熱。すいません、反省しています……

翌日、2人とも高熱でダウンしてしまいました。
「夏でも雨に濡れたら、風邪ひくやんか」と呆れて苦笑いする夫。
息子は特に高熱になってしまい、その後病院へ連れていくのも本当に大変でした。

10月でもまだ暑い日が続いていましたが、雨に濡れた身体はしっかり冷えていました。
皆様も同じようなことにならないよう、雨に濡れたら気を付けてください……!

【体験者:40代_女性主婦、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。