物を大切にする心を育てるために、お下がりを与えるという方もいるのではないでしょうか。
しかし、親の価値観が必ずしも、子どもの感性に合っているとは限りません。
今回は、筆者自身が子育て中に気づかされた、自分の価値観と向き合ったエピソードをご紹介いたします。

息子「ポケモンのTシャツ欲しい!」買うのを躊躇っていたが……!?

息子はとても喜び、そのTシャツをどこに出かけるにも着たがるほどでした。
Tシャツを手にした時の息子の笑顔、そして「ありがとう!」と大きな声でお礼を言う姿に心が温かくなりました。
今までお下がりが多かったので『自分が選んだ、自分のもの』が出来たことで物に対する愛着が芽生えたのだと思います。
子どもが欲しがるものを『ムダ!』と切り捨てるのではなく、寄り添うことも時には必要だと感じたのでした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

illustrator:べこもち85
FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。