筆者の友人のお話です。高校を卒業してから二十年。久しぶりの同窓会の開催が決まりました。幹事を引き受けてくれた同級生。実家を離れている人も多く、出欠確認だけでも相当な労力だったことでしょう。みんな本当に感謝していました。しかしその裏に隠された驚くべき真実を友人は聞いてしまいました。
「旨味がないと」!? 幹事の同級生が開口一番に言った言葉
久々に再会した同級生との会話は楽しいものでした。しかし出席者の誰もが戸惑いを隠しきれませんでした。もちろん、公民館がダメなのではなく、A子の「自分の店の売上を最優先」という姿勢が透けて見えたことがその理由でしょう。人を集める時ほど「誰のための会」かを意識しなければなりませんね。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:大葉みのり
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。