筆者の息子が幼稚園年中クラスの時の、運動会での出来事です。
運動会当日、リレーを頑張る息子に「手振って!」と応援したところ……? まさかの反応に、周りの親御さんも一緒にキュンキュンしたエピソードをご紹介します。

幼稚園の運動会当日。リレーを頑張る息子を応援

幼稚園年中クラスの時の運動会で、息子はリレーに出場しました。

普段から公園で走り回っている姿を見てはいるものの、運動会の選手として走るとなると、応援にも熱が入ります。

息子が応援席の近くまで走ってきた時、私は「手振ってー!」と、思いっきり走って欲しくて、息子に向かって叫びました。

息子、何故かスピードダウン。まさかの反応に一同キュン!

すると息子は、何故かスピードダウン。
そして、私の方を見てニコニコしながら、思いっきり手を振ってきました。

「あ、“手振って”じゃなくて、“腕振って”だ……」
と思った時には、時すでに遅し。
手を振ってルンルン走っている間に、別のチームの子どもたちに抜かされてしまいました。

結局、私の姿が見えなくなるまで、私に向かって手を振っていた息子。
運動会前に公園でリレーの練習をしていた分、私は少しがっくりしてしまいました。

でも、まさかの反応にその場にいた親御さんたちと「可愛いー♡」とキュンキュン。

あの可愛い反応も、あの時だけのもの

ちなみに、一年後の年長クラスのリレーでは、この件の反省から「余計なことは言うまい」と静かに応援したのもありますが、脇目も振らず猛スピードで駆け抜けていきました。

あの可愛い反応はあの時だけだったんだなぁと、その時の写真はいまも大切に持っています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。