義母から頻繁に届く、お菓子の贈り物。
何度お断りしても送られてくるお菓子に、困惑した嫁が取った対応とは──。
今回は、筆者の知人、A子さんのエピソードをご紹介します。

義母から頻繁に届く贈り物に困惑

義実家は遠方に住んでいることもあり、頻繁に会うことはありませんが、よく旅行先のお土産だったり、ご当地グルメだったりが送られてきました。

好みのものだったら良いのですが、大体がお菓子。
夫も私も体調管理のため甘いものを控えていますし、子どもも甘い物は好みじゃない。
「甘いものは控えているので結構です」と何度伝えても、送られてくるのです。

「お金も食べ物も勿体なくない?」と夫に相談しましたが、
「あげたがりなだけだから、勝手にやらせとけ」と言われます。

勿体ないのもありますが、荷物の受け取りに伴い、冷凍品など物によっては受け取り日を調整しないといけないことや、荷物の段ボールの処理も負担に感じてしまいます。

もちろん私達のことを考えて送ってくれるのはありがたいのですが、
正直、仕事も育児も忙しい時期に、不要な業務を増やさないで欲しいと思うほど、
義母からの贈り物が、私にとってストレスを感じるようになっていました。

最高の品物に変わった、孫の可愛いお願い

そこで、幼稚園児の息子にも協力してもらい、文字を書き始めたばかりの可愛らしい字で、
「お米やお肉だと嬉しいな」という内容の手紙を義母に送りました。

すると、お菓子の贈り物はぱたりと止み、お米とお肉が届くように。
毎月のように届くので助かっていますし、お米は色々な銘柄が届くので、味比べも楽しいです。

その後、考えたこと

義母の「息子夫婦や孫に何かをあげたい気持ち」を「不要です」と断固拒否していたことは、冷たすぎたかなと反省しました。

「こっちのほうが助かります」と遠慮なく代替案を提案することで、お互いにハッピーになれることを実感しました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。