混雑した電車で、遠慮なく優先席に座り、こともあろうか席に荷物まで置く若者。そしてそれを黙って見ることしかできなかった大人たち。
そんな電車内のピリピリした空気を一変させたのは、意外な人物の登場でした──。
今回は筆者の知人から聞いた、改めて気づいたエピソードをご紹介します。
そんな電車内のピリピリした空気を一変させたのは、意外な人物の登場でした──。
今回は筆者の知人から聞いた、改めて気づいたエピソードをご紹介します。
優先席の若者
黙るしかできなかった大人たちを尻目に、若者にしっかりと指摘してくれた男の子。
優しく気遣いのできる男の子に、高齢の男性は笑顔で一礼し座りました。
すぐに動けなかった自分に反省しつつ『子どものまっすぐな言葉には強い力があるんだな』と感じた出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:あすおかあすか
FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。