姑に手料理を「手抜き」と毎回けなされる筆者の友人・マサミさん(仮名)。調理師資格を持つ腕前でも認めてもらえずにいたが、義実家で目撃した光景に義母絶句! まさかの真実が明らかになり、関係が一変した話です。

慣れた手つきで野菜を刻む息子の姿!

「えっ!?」

義母、完全に固まる。

お湯も沸かせなかった息子が?

夫は振り返って、何でもないように一言。

「母さん、いつも味付けどう? 最近、母さんのお土産は俺も一緒に作ってるんだよね」

義母「は?」

真実が明らかになった瞬間

続けて夫が口にした言葉に、その場の空気が凍りつきました。

「マサミに教わってさ、趣味になっちゃって」

その瞬間、義母の顔が真っ青に。

散々けなしていた“手抜き料理”が、まさか溺愛する息子の手料理だったとは。

マサミさんは心の中でガッツポーズ。

長年のもやもやがスッと晴れていきます。

「おっ、美味しいわよね、あれ……」

急に手のひら返しをした義母に、マサミさんは苦笑いするしかありませんでした。

真実は必ず味方してくれる

それ以来、嫁姑関係が一変しました。

義母の嫌味もパタリと止み、

今度は「作り方教えて」攻撃に。

「ほんと、お母さんの手のひら返しには呆れちゃいましたよ」
そうこぼしたマサミさん。けれど続けて、

「でも、言い返さなくてもちゃんと伝わるんだなって。スカッとしました」
そう言って笑っていました。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:神野まみ
フリーランスのWEBライター・コラムニスト。地域情報誌や女性向けWEBメディアでの執筆経験を活かし、医療・健康、人間関係のコラム、マーケティングなど幅広い分野で活動している。家族やママ友のトラブル経験を原点とし、「誰にも言えない本音を届けたい」という想いで執筆を開始。実体験をもとにしたフィールドワークやヒアリング、SNSや専門家取材、公的機関の情報などを通じて信頼性の高い情報源からリアルな声を集めている。女性向けメディアで連載や寄稿を行い、noteでは実話をもとにしたコラムやストーリーを発信中。