姑に手料理を「手抜き」と毎回けなされる筆者の友人・マサミさん(仮名)。調理師資格を持つ腕前でも認めてもらえずにいたが、義実家で目撃した光景に義母絶句! まさかの真実が明らかになり、関係が一変した話です。
毎回の嫌味に耐える
マサミさんは義母に会うたびに、
手の込んだ料理を、お土産として持参していました。
若いころに取得した調理師資格を活かし、
手をかけて作る自慢の一品。
それでも義母からは毎回
「手抜き料理ね」と嫌味を言われ続けていたのです。
「私の息子には、もっとちゃんとしたものを食べさせていたわよ」
義母の喜ぶ顔が見たくて、心を込めて作ったのに、
手抜きだと言われるたび、
マサミさんの心は沈んでいきました。
どんなに心を込めて作っても認めてもらえない辛さ。
でも、夫との関係を考えると
言い返すこともできませんでした。
義実家のキッチンから
ある日、夫婦で義実家を訪れました。
マサミさんと義母がお茶を飲んでいると、
キッチンから物音が。
「あら? 誰かしら?」
義母が首をかしげて覗いてみると……