返事もなく、目も合わせてくれない息子に『育て方を間違えたのかも』とずいぶん悩んだ女性。
そんなとき、実家の母からかけられた“ある言葉”がその後の息子との関わり方を変えるきっかけに──。
今回は筆者の友人から聞いた、親子のエピソードをご紹介します。
そんなとき、実家の母からかけられた“ある言葉”がその後の息子との関わり方を変えるきっかけに──。
今回は筆者の友人から聞いた、親子のエピソードをご紹介します。
反抗期の息子
中学2年の息子について、まったく笑わないどころか、話すことすら避けられてしまい、困っていた時期がありました。
「おかえり~」
と声をかけても、返事はなく、部屋に直行。
私が送ったLINEすら既読にならないこともざらにありました。
夕飯の献立を聞いても、
「なんでもいい」
を繰り返すだけ。
反抗期だと分かってはいるけれど、何度も心が折れそうになりました……。
母に相談
ある日、私は夕飯を並べながら、ついにある考えが頭をよぎってしまいました。
『育て方、間違えてしまったのかも』
その後も勇気を出して話しかけ続けてみたのですが、食卓に座る息子はスマホを見たまま。
まるで壁に話しかけているみたいで、とても虚しくなってしまいました……。
『誰かに相談したい』と思い、その夜、実家の母に電話をかけてみたのです。
「私、うまくやれてないかも」
と言うと、なんと母は電話越しに大声で笑うではありませんか!
でも、その後に続けた言葉を聞いて納得できました。