雨の日、ずぶ濡れで帰宅した息子の一言に首をかしげていた女性。
でもそれから数時間後、急に鳴ったインターホンが、胸を熱くする出来事の始まりになりました。
今回は筆者の友人から聞いた、息子の心温まるエピソードをご紹介します。
でもそれから数時間後、急に鳴ったインターホンが、胸を熱くする出来事の始まりになりました。
今回は筆者の友人から聞いた、息子の心温まるエピソードをご紹介します。
傘を貸した息子
平日の午後、冷たい雨が降っていた日のことです。
15時過ぎ、玄関が勢いよく開いた音に振り返ってびっくり。
息子がずぶ濡れで帰ってきたではありませんか!
小学5年生、普段から口数の少ないタイプの息子です。
「え、持っていった傘はどうしたの?」
と私が聞くと、
「貸してきた」
と一言だけ。
「誰に?」
と聞くも、私の問いかけを無視して、息子はタオルを持って風呂場に向かっていってしまいました。
それ以上は何も語らず、シャワーを浴びて、夕飯のときもいつも通り。
「優しいことしたね」
と言ってみたけれど、
「別に~」
と気のない返事。
私もそれ以上深掘りしないように話題を変えていたのですが……。