娘のイヤイヤに心が折れそうだったある日、公園で思わず怒鳴ってしまった女性。
周囲の視線も気になって立ち尽くしてしまったなか、ふと届いた“あるひと言”が心を救ってくれることに──。
今回は筆者の友人から聞いた、育児に関するエピソードをご紹介します。
周囲の視線も気になって立ち尽くしてしまったなか、ふと届いた“あるひと言”が心を救ってくれることに──。
今回は筆者の友人から聞いた、育児に関するエピソードをご紹介します。
イヤイヤ期の娘
3歳の娘はイヤイヤ期真っ盛り。
朝の着替えもお風呂も、
「イヤ!」
の一点張りです。
外に出れば、
「帰らない!」
とひっくり返る始末。
正直、イヤイヤ期と分かっていても、言うことを聞いてくれない娘にイライラすることばかりでした。
そんなある日、近所の公園でシャボン玉遊びのイベントに参加した時の出来事です。
次の親子に順番を譲ろうとしただけなのですが、まだ遊び足りなかったのか娘はギャン泣き!
地面に寝転がり、全身で拒否する姿にとうとう私の限界が来てしまいました……。
怒鳴ってしまった
「いい加減にして!」
「恥ずかしいでしょう!!」
と思わず怒鳴ってしまったのです。
私の大声にびっくりしたのか、周りの目が一斉にこちらに向いたことに気づき、ようやく我に返りました。
でも、娘はもっと大声で泣くばかりで、周囲の視線も感じてとにかくいたたまれなくなった私。
『もう帰ろう』と半ば強引に娘の手を取りその場を後にしようとしていました。
するとその時、近くにいた年上のママがスッと近づいてきて、小さな声でこう言ってくれたのです。