今回は、筆者の知人、A子さんのエピソードをご紹介します。
新しいママ友とランチをすることに
子どもが小学生のころ、学童のお迎え時間が毎回一緒で、世間話をする仲になったママ友がいました。子ども同士も仲が良かったので「今度ランチでも」と、そのママ友と初めてランチをすることになりました。
楽しみにしていた初めてのランチ会、いきなり重めの話になってしまい……
迎えた当日、お互い仕事の調整をして、確保できた時間は平日の1時間半。
楽しい時間になればいいなと思いつつお店に向かいました。
ところが、ママ友から「実はさ」と職場でパワハラを受けている話が始まったのです。
話しながら感情がおさえられず声も言葉も荒くなっていき、それが私に向けられている状態に。
聞き手が私一人だったこともあり、しんどい気持ちになってしまいました。
解散後、そのママ友から「私の話ばかりでごめんね。話してスッキリしました、ありがとう」という連絡がありましたが、初めてのランチで、それも仕事の合間だったので、もうちょっと話題は選んで欲しかったなと思ってしまいました。おかげで午後の仕事は、どっと疲れた状態に……。
そこで私が取った対応策は
仕事の愚痴を聞いてほしいという気持ちもわかりますが、今回の一件で、仕事の合間でのランチは仕事モードを引きづりやすく、どうしても仕事の愚痴になりやすいなと思いました。また、仮に重めの話になった時、仕事の合間だと私も多少疲れているので、話を聞くのがしんどくなってしまう……。
なので、そのママ友とのランチは、仕事から離れたリラックスした状態の、休日に会うようにしました。その方がお互い落ち着いて話せるし、聞けるし、良い時間を過ごせていると感じます。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。