人は誰しも『自分の思い通り』になることを願っているはずです。多くの人間関係では、なかなか自分の思い通りに他人を動かすことはできません。しかし、子育てではいかがでしょうか。場合によっては親の押し付けで子を思い通りに動かせてしまうケースがあります。今回は筆者の知人が、親に感謝するきっかけとなった『子どもを所有物扱いしてしまっていた母親』についてのエピソードを紹介します。
結婚の挨拶
当時彼だった夫からプロポーズを受け、彼の両親に挨拶へ行きました。
その帰り際、彼の母からこう言われたのです。
「〇〇本家には挨拶とかしなくていいよ。っていうかあの家族と私のそりが合わないから関わらないでほしいの」
〇〇本家とは、義母にとっての義実家、つまり夫にとっての父親側の祖父母一家のこと。
事情が分からなかったため、その場ではあいまいな返事しかできませんでした。
義母の思いと夫の思い
彼の両親に挨拶に行ってから数日後、夫とあの話をする機会が訪れました。
夫の話では、義母は義実家を嫌っているそうですが、夫にとっては大好きな祖父母だそうです。
しかし、義母が会わせることを拒否したため、父親側の祖父母にはあまり会わせてもらえない幼少期を過ごしたと教えてくれました。
それを聞き、私は自分の母親のことを思い出さずにはいられませんでした。