妻が出産でダメージを負っている時こそ、夫にサポートしてもらいたいものですよね。ただ出産直後、筆者の知人は、夫のある行動で心身ともに疲れてしまったといいます。今回はそんな知人から当時の話を聞いてきました。
何時間経っても帰ろうとしない夫に、私はイライラが募っていきました。その時、急に視界がぐらつき、全身から血の気が引くのを感じました。めまいに耐えようとしましたが、力が抜け、気づいた時には床に横たわっていました。
救世主登場で救われた
ぼんやりとした意識の中で、私の異変に気づいた義母が、焦った様子で私の母に電話してくれているのが見えました。母は元看護師だったということもあり、母ならなんとかしてくれると思ったのでしょう。
事情を聞いて急いで駆けつけてくれた母は、夫に対して「産後間もないのに無理させないでほしかったわ」と怒りをあらわにしました。
そして「今日は私が娘と赤ちゃんを車に乗せて帰るので、〇〇さん(夫)はご実家でゆっくり休まれてね」と夫にピシャリ。夫は何も言い返せませんでした。
この一件から、私の体調を以前よりは気遣ってくれるようになった夫。ただ、産後に無理をさせられたことは、一生忘れられないと思います。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする