『嫁姑問題』と聞けば、あからさまな嫌がらせやギスギスした関係が思い浮かびます。しかし、本人にまったく悪気がなくとも、知らず知らずのうちに相手にストレスを与え『嫁姑問題』を引き寄せているケースもあるかもしれません。今回は筆者の知人が体験した『嫁姑問題』にまつわるエピソードを紹介します。
優しい義母
夫の母、つまり私にとっての義母はとってもいい人。
何をするにも私が不快になっていないか確認したり、少しでも誤解をまねきそうな言葉は使わないようにしたり、気遣いができる人です。
義母がそんな風に気遣ってくれるのには、義母の過去が関係しています。
義母自身が若い頃、嫁姑問題にかなり苦しみ「息子のお嫁さんには、絶対に同じような思いをさせない!」と考えるようになったそうです。
そのおかげもあって、私と義母は嫁姑問題と無縁な良好な関係を築けています。
義父の実家
義母が悩まされたという姑とは、つまり義父の実家のこと。
私自身も夫と結婚した以上、ひんぱんなことではありませんが、法事や冠婚葬祭などで義父の実家とも関わり合いを持つことがあります。
義父の実家について、義母からかなり難のある一家(姑と舅、義兄義姉)だと聞いていたため、初めて会う際は私もかなり身構えたのですが、実際にはまったく問題なく付き合いができています。
そのため私自身は義父の実家と関わり合いを持つことに、なんらストレスを感じていません。