面接で変わったことを聞かれた経験はありますか? 筆者の知人Aさんは専業主婦でしたが、子どもが小学生になったので働こうと職探しを始めました。やっと見つけたいい条件のパートの面接に出かけたAさん。そこで聞かれたのは最重要事項は血液型。戸惑うAさんに伝えられた社長の謎のこだわりとはどのようなものだったのでしょうか。
久しぶりの就職活動
Aさんは子どもが小学生になったママ。妊娠を機に仕事を辞め専業主婦になっていたAさんでしたが、再び働こうと決意し仕事探しを始めることにしました。
しかし久しぶりの就職活動はなかなかうまくいきません。小学生になったとはいえ、まだまだ手のかかる子どもを育てながら働こうと思うと、その条件に合った仕事はなかなかないのです。
「まだ働くのは早いのかなあ」
Aさんは働くのを諦めかけていました。
条件に合う職場を発見
子どもを育てながら働きやすい条件の職場は人気も高く、面接を受けてもなかなか決まらない日々が続いていました。
そんな中、Aさんは自分の探している条件にぴったり合う職場を見つけたのです。応募をすると「なかなか人が集まらなくて困ってる」と言われ、すぐに面接に出かけることに。
「やっと仕事が決まるかも!」
Aさんの胸中は期待感でいっぱいでした。
面接で聞かれたこと
Aさんが面接に行ったのは、小さな建築事務所。面接は社長が事務所の一角でしてくれました。
Aさんが事務所に到着し挨拶をすると、声の大きな社長が履歴書を見るよりも先に聞いてきたのは「血液型は?」だったのです。
「B型です」