義両親との同居生活、生活リズムや価値観の違いなど、どうしても窮屈に感じることはあると思います。
ましてや相手が悪意むき出しだった場合、どうなるでしょうか。今回は筆者の友人S子の話をお届けします。

毎日が苦痛

S子は義父母からの要望で、夫の実家に同居していました。
同居開始から3年、日々くり返される義父母からの嫌味や小言をなんとかやり過ごしながら暮らしていましたが、ストレスは相当なものでした。

そんなある日の夜。
19時過ぎに小学生の息子から、
「そういえば算数のノートがないんだった」
急に言われ、S子は近くの文具も扱うスーパーに買いに行くことに。

無事用事を済ませ帰宅しましたが、いつの間にかチェーンをかけられており、ドアが開きません。

まだ夫も帰宅していない時間なのに、どうしてチェーンが?

訝しみながも、インターホンを押して中からの対応を待ちますが一向に出ず。

確信犯か?!

まさかわざとやってる?

怒りが湧いてきた時、家の中からバタバタと足音がしました。
その後、中から数人の話し声が聞こえます。

そして、
「おかえり!」
ドアを開けてくれたのは息子でした。