友人Aの話です。
息子さんに紹介されたお嫁さんは、派手な見た目で驚く存在でした。
ところが実際に接してみると、地域で「頼れる存在」として評価されるようになり、見た目で決めつけていたことを思わず反省することになったのです。
息子さんに紹介されたお嫁さんは、派手な見た目で驚く存在でした。
ところが実際に接してみると、地域で「頼れる存在」として評価されるようになり、見た目で決めつけていたことを思わず反省することになったのです。
誰よりも動く姿に、誇らしさを感じた瞬間
さらに驚かされたのは、その行動力でした。
地域のイベントでは「私やりますよ」と自然に声をかけ、掃除や片付けを積極的に引き受けます。
困っている人に気づけば、すぐに手を差し伸べる。
楽しそうに体を動かす様子を見て、私は「こんなに頼もしい人だったなんて」と誇らしい気持ちになりました。
気づけば地域でも「頼れるおばちゃん」と呼ばれる存在になり、訪問客からも「今日はお嫁ちゃんいないの?」と残念がられるほど。
家庭菜園で採れた野菜を届けてくれる人まで現れ、ますます信頼を集めていきました。
素敵な人柄のお嫁さん
振り返ると、見た目で人を決めつけていた自分が恥ずかしくなります。
派手な印象の裏には、気配りとやさしさがありました。
お嫁さんの本当の姿を知り、反省と同時に“自分の思い込みや偏見で、人のことを決めつけてはいけない”と改めて思い知らされた出来事。
今ではどんなイベントでも「お嫁さん連れてきて」と声をかけられるほど、私たちには欠かせない存在になっています。
【体験者:50代女性・女性主婦、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。