友人Aの話です。
息子さんに紹介されたお嫁さんは、派手な見た目で驚く存在でした。
ところが実際に接してみると、地域で「頼れる存在」として評価されるようになり、見た目で決めつけていたことを思わず反省することになったのです。
息子さんに紹介されたお嫁さんは、派手な見た目で驚く存在でした。
ところが実際に接してみると、地域で「頼れる存在」として評価されるようになり、見た目で決めつけていたことを思わず反省することになったのです。
派手な見た目に不安を覚えた初対面
初めて息子から「結婚したい人がいる」と紹介された日。現れたのは、お化粧バッチリ、茶髪に長い爪という派手なお嫁さん。
私は内心「大丈夫かしら……」と不安を抱き、どうしても心配が拭えませんでした。
私たちの住まいはまだまだ近所づきあいも密にある地方都市。
近所の人たちも驚くだろうなと、正直、戸惑ったほどです。
気さくに振る舞う嫁に、場が和んだ驚き
ところが一緒に過ごしてみると、その印象は一変しました。
お嫁さんは人懐っこく、誰にでも気さくに声をかける性格。
失敗談を話す私の友人に「それいかんやーん!」と明るくズバッと言われたときは、思わず心臓がドキッとしました。
でも嫌な気持ちになるどころか、周りは笑って場が和むのです。
気づけば私の横で、すっかり笑いの中心になっていて目を見張りました。
自然に輪の中へ溶け込んでいく姿に、周囲からは「裏表がなくて気持ちいい」と好意的に受け止められていったのです。