今回は、知人のC美さんにお聞きしたエピソードをご紹介します。
「結婚していないなんて、可哀想」
久々に顔を合わせた法事の場で、大叔母から無神経なひと言を浴びせられたC美さん。
気まずい空気を変えてくれたのは、従姉妹のフォローでした。
自分の幸せの基準は、自分で決める――そう思わせてくれた出来事だったそうです。
「結婚していないなんて、可哀想」
久々に顔を合わせた法事の場で、大叔母から無神経なひと言を浴びせられたC美さん。
気まずい空気を変えてくれたのは、従姉妹のフォローでした。
自分の幸せの基準は、自分で決める――そう思わせてくれた出来事だったそうです。
法事での出来事
先日、親戚が集まる法事がありました。
数年ぶりに会う人も多く、和やかな雰囲気で、近況報告をし合っていると――。
ふいに、大叔母に呼び止められました。
結婚していない=可哀想!?
「C美ちゃん、久しぶりね。まだ結婚してないんだって? いつまでも自由で、いいわね~。お母さんは心配だろうけど、お相手がいないことにはね~(笑)なんだか可哀想ねぇ」
……えっ?
「もう少し男性受けするような恰好でもしたらどう?」
「は、はぁ」
大叔母とはそれほど親しくもないのに、いきなり失礼な人です。
「早く帰りたい」と思いながら、場の雰囲気を壊すわけにもいかず、私は愛想笑いを浮かべることしかできませんでした。