筆者の友人の小学5年生の息子には勉強の習慣がなく、宿題をこなすのがやっとで、自学にはまったく手が回りません。工夫や声かけを重ねても効果はなく、叱る回数ばかりが増え、“やる気のスイッチ”は見つかりませんでした。
高学年となり宿題が減ってからは机に向かわない時間がさらに増え、このままでよいのかと嘆く日々だったのですが……。
高学年となり宿題が減ってからは机に向かわない時間がさらに増え、このままでよいのかと嘆く日々だったのですが……。
どうすれば自主的に勉強してくれるの!?
照れながらも自信に満ちた息子の表情を見て、努力が結果につながる喜びを実感しました。
それ以来、毎日でなくとも少しずつ机に向かうようになり、以前とは明らかに変わったそうです。
息子にとってのやる気のスイッチは「範囲が明確で成果が見える」漢字テストであり、「やったらできた」が何よりの原動力となったようでした。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:乙野
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。