一年に一度の誕生日。義母から好きなケーキを買ってあげると言われ、嬉しそうに希望のケーキを伝えた娘。
微笑ましく見守っていると、なぜか夫も加わり事態は思わぬ方向へ?!
筆者の体験談をお届けします。

義母の言葉にモヤッとした時、今度はそばにいた夫が、
「チーズケーキがいいよ、俺チーズケーキが食いたいわ」

いやいや、あなたの希望なんて聞いてないし。

そしてなぜか義母も夫に同調し、
「そうね、じゃチーズケーキにしようか」
と決まりそうな流れになりました。

はぁ?! 誰の誕生日だと思ってるの? なんで夫の意見が優先されるのよ!!

勝手に話を進める二人に怒りが頂点に達した時、
「私の誕生日だよ? 私、チョコがいいって言ったよ? 全然違うケーキになるなら最初から聞かないでよ!」
娘が泣きそうな顔で声を上げました。

希望通りになったけど

その様子を見てさすがに義母と夫はまずいと思ったのか、娘に謝り、その後娘の希望通り、チョコのケーキを買いに行きました。

一年に一度の誕生日です。
娘に悲しい思いをさせて謝るくらいなら、最初から希望を叶えてあげてほしかったなと憤りを感じた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。