筆者の場合、二人目の産後は夫も育児休暇を取得する計画でした。しかし、まさかの身内からストップがかかり……!?
二人目は、夫も育児休暇を取得予定
二人目を妊娠中、夫と産後の育児体制の話になりました。
当時夫の会社では、男性の育児休暇も増えつつあり、せっかくの機会だし利用してみようと、夫も育児休暇を取得することになりました。
一人目のときは仕事が忙しく、夫は新生児の育児に全く関与できなかったので、夫婦で育児ができることを私は楽しみにしていました。
反対意見が身内から出た!
しかし、夫が育児休暇を取得し、家事全般と長男の送迎関連を担当する予定と家族に伝えたところ、義母からストップがかかりました。
「え!? 育休取る必要ある? そこまでしなくても、なんとかなるんじゃないの?」
と、義母も義姉も専業主婦で、家事育児をする男性が身近にいないからか、抵抗があるようでした。
まさか身内からストップがかかるとは思っていなかったですし、むしろ「良い時代だねぇ」くらい言われるかと思ったので、私もびっくり。
「もう決めたことです」
と伝えるとそれ以上は何も言われませんでしたが、納得していないような表情をしていました。
育児は、共感したり違いを楽しみたい
その後、夫は約2ヵ月ほど育児休暇を取得しました。
「本当に助かってます」「子どもたちもパパ大好きですよ」と義母に伝えると嬉しそうな表情をし、「そういう時代なのねぇ」とポツリ。
義母からすると自分の子育てのときと何もかもが違うようですが、「夫婦で家事育児」がわが家のスタイル。とは言え、義母の時代と同じこともあるはず。共感したり、違いを楽しんでいけたらいいなと思っています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。