筆者の友人・Y江は、息子が小学校4年生の時に子連れ再婚をしました。再婚相手はとても穏やかで優しい人。これから幸せになれると思っていたY江を邪魔したのは、他でもない『義母』でした。
本心
要は、義父の介護を一緒にやれということ。
私はすぐに夫に相談しました。
今までのこともすべて知っていた夫は「おふくろと一緒にっていうのは無理だと思う。俺はきちんと面倒を見てくれる施設に入った方がいいと思う」と言ってくれました。
その後、義実家では私抜きで何度も話し合いがもたれました。
話し合いから帰ってくるたび、夫は悲しそうな顔をして「親父がかわいそうだ」と言っていたほど。
義母が「面倒臭い」「何で私が……」などと言い出したため、義父は呆れて施設入所を決めたのです。
本性
施設入所後、私たちは義父がさみしくないように、定期的に顔を出していますが、義母はまったくのノータッチ。
私のことが気に入らなくて嫌がらせをしていただけかと思いましたが、自分勝手で、面倒くさがりで、薄情だという本性が露呈した義母。
あまりの勝手さに周囲は呆れてしまい、距離を置かれた生活をしています。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子供を養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。