筆者の友人・Y江は、息子が小学校4年生の時に子連れ再婚をしました。再婚相手はとても穏やかで優しい人。これから幸せになれると思っていたY江を邪魔したのは、他でもない『義母』でした。
大反対
私は再婚当初から義母とうまくいっていませんでした。
義母は子連れでの再婚が気に入らなかったらしく、最後まで大反対!
結局、今の夫が押し切る形で再婚をしたので、義母にとって私はまさに『敵』だったのです。
義父はとても穏やかで、私や息子にも気を遣ってくれる優しい人でした。
私が義実家へ行くと、みんなが短気で感情を爆発させる義母の逆鱗に触れないよう、怯えて暮らしているように見えました。
義父
再婚してから10年ほど経った頃、義父が脳梗塞を発症してしまいました。
後遺症で体が思うように動かず、介護が必要な状態に。
義父の希望もあって、在宅で介護をすることになりました。
夫には妹がいますが、結婚相手が転勤族で、日本各地を転々としている状態。
義母が最終的に泣きついてきたのは、今までさんざん嫌がらせをしてきたはずの私だったのです。
提案
義母は我が家にやってきて「一緒に住まない?」「協力し合いましょうよ♡」などと言ってくるようになりました。
私は「介護のことなど何も知らない自分は足手まといになると思う」と伝えました。
すると義母はニコッと笑って「今までのことはごめんなさいね。でもこれからは一緒に戦う同志よ!」と言い出したのです。