「子どもの発達に関することは、こちらからは言わない」。そんなルールがある園で働く保育士の友人。その背景には、ある出来事があって……。友人が、体験談を語ってくれました。
子どもたちの個性を見守る毎日
私は保育士をしています。
集団で子どもたちを見ていると、本当にいろんな個性があると日々感じます。
得意なこと、苦手なこと、ひとりひとり違って当然です。
ただ、今のご時世、たとえ発達に心配な点が見えても、こちらから余計なことは言わないのが私たちの園の方針。
保護者の方から相談を受けた時のみ、市の保健師さんをご紹介するという流れになっています。