友人Aさんの話です。
夫は普段の仕事はきちんとこなすのに、義実家の用事になると「一緒に行こう」と妻を誘います。
なぜ自分の親のことなのに“私同伴”が必須なのか──Aさんはモヤモヤを抱えていました。
夫は普段の仕事はきちんとこなすのに、義実家の用事になると「一緒に行こう」と妻を誘います。
なぜ自分の親のことなのに“私同伴”が必須なのか──Aさんはモヤモヤを抱えていました。
「断ると不機嫌」……同伴が当たり前になっていく夫
ある日も、義母に頼まれた用事を夫が引き受けたのに、やはり「一緒に行こう」と誘ってきた夫。
断ると夫は不機嫌になり、まるで「家族なんだから同伴して当然」という空気を出してきます。
結局二人で動くことになり、Aさんの予定は何も片づかないのです。
「一緒にやることが優しさなのかもしれない。
けれど、結局私の負担が増えているなら、本当に助けてることにはならないんじゃないの?」──Aさんの中で、モヤモヤはピークに達しました。
本当の優しさは、“一人で担うこと”にある
「あなたが一人でやってくれたら、私も助かる」
そう伝えたい気持ちは募るばかり。
夫にとっては『家族を一緒に守っている』つもりかもしれない。
けれど『私も予定や時間を抱えている』という当たり前の現実に、気づいてほしいのです。
義実家の用事は『夫が自分で担うこと』こそが、本当の優しさにつながるのだと──Aさんは強く願っているのです。
【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。