夫がなぜかまた同じTシャツを買ってきた日常の一コマから始まる今回のお話。
クローゼットのなかに潜む“ある原因”が、思わぬ気づきと反省を呼び起こします。
今回は筆者の知人から聞いた、ちょっと笑える夫婦の整理整頓エピソードをご紹介します。
クローゼットのなかに潜む“ある原因”が、思わぬ気づきと反省を呼び起こします。
今回は筆者の知人から聞いた、ちょっと笑える夫婦の整理整頓エピソードをご紹介します。
購入した理由
そう思わず突っ込むと、
「タンスがぐちゃぐちゃで見えないからだよ」
と不満げに返されました。
確認してみると、クローゼットのなかは確かにカオス。
服がパンパンで、夫自身も何があるのか把握できていなかったらしいのです。
大量の服を取り出してみると1回だけ着て奥にしまわれていたものや何着もダブっている服が見つかりました……。
夫の性格
“自分のものは自分で管理する”が我が家のルールではあるものの、ここまで管理ができないとは……。
そう思わずため息をついてしまったものの、思い返せば交際時から夫は片付けが苦手でした。
それを分かっていたのに、夫のクローゼットがどんどん服などで溢れかえっていくのを見て見ぬふりをしていたという自覚も正直あった私。
『夫を責めるのではなく苦手なことをお互い補いあっていかなきゃな』と反省しました。
夫婦のルール
結局、休日に2人で総点検し、着ていない服をリサイクルへ。
収納スペースも心もスッキリし、以後“買う前にはクローゼット確認”が夫婦のルールになりました。
無意識のダブり買いは、“そもそも片付いていないこと”が原因だったのかもしれません。
日常の小さなムダを減らすには、まず“見える化”からだと実感しました。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。