医療従事者だから、万能というわけではありません。
当たり前のことですが、よかれと思った手助けも、時にはトラブルの種になるようです。
今回は筆者の実体験をご紹介します。
当たり前のことですが、よかれと思った手助けも、時にはトラブルの種になるようです。
今回は筆者の実体験をご紹介します。
発達の遅れが気になる
私のママ友A子の娘には、発達の遅れがあるようでした。
私が見ていて分かるレベルのことも多々ありましたが、私はいつも相談に乗るだけで、何も言う事はありませんでした。
しかしA子は私が元理学療法士ということを知っていたので、私は度々相談を受けていたのです。
特に運動発達が気になるとのことだったので、家で出来る簡単な運動方法だけをレクチャーしていました。
診察は医師しか出来ないので、基本的には「病院で先生に言われたことをしっかり守ってほしい」と、しっかり伝えていたのですが……。
いきなり文句の電話!? どうしたの?
ある日、突然A子から電話がありました。
「リハビリなんて気休めだ」
と、一通り文句を言われたのです。
宥めつつ話を聞くと、どうやら診察でハッキリと発達の遅れを指摘されたようでした。
私は傾聴の姿勢を崩さず、丁寧にA子の話を聞いていたのですが……。