理想のマイホーム、考えるだけでワクワクしますよね。最近はSNSに素敵なインテリアや暮らしのアイデアがたくさん溢れていて、憧れる人も多いのではないでしょうか? 今回は、最近中古物件を買ったという友人の体験談をお届けします。
現実の壁に直面
入居してしばらく経った頃、母の反対の意味を思い知る出来事が立て続けに起きました。
はじめは、突然の雨漏り。業者に見積もりを依頼したところ、修理費用はなんと数十万円!
その後も給湯器の不調、床のきしみ、排水不良など、直さなければならない場所が次々と発覚しました。
リノベ計画はなかなかスタートラインに立つこともできず、憧れの広い庭は手入れが追いつかず荒れ放題。
やっと買えたはずの家なのに、住むこと自体が大きな負担になってしまいました。
夢と現実のバランス
それからも修理費用はどんどん膨らみ、結局は新築を買うのと変わらないほどのお金を、この家に注ぎ込んでいます。
本来なら、購入を決める前に専門家による住宅診断を依頼するべきだったのでしょう。
私の判断ミスですが、後悔先に立たずとはこのことですね……。
夢を追うことは大切ですが、現実を見据えることも同じくらい大事だと、身をもって知った出来事でした。
皆さんも、中古物件を購入する際は気をつけてくださいね。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。