今回は、夫と夕食作りを毎日交代制にしたところ、逆にストレスが倍増してしまった筆者のエピソードをご紹介します。
毎日交代制で夕食作り
夫と私は一人暮らし歴が長かったこともあり、料理や洗濯といった家事は一通り出来ます。
育休中は私がメインで家事をしていましたが、夫と相談し、職場復帰に向け家事の分担をすることに。夕食は毎日交代で作ろうという話になりました。
ストレス倍増
ところが、夫が担当した翌日、私が夕食を用意しようとすると、包丁がいつもの場所にない、ピーラーも行方不明、食器の乾かし方が甘い等々、気になることだらけ。わずか一日で「夫仕様のキッチン」になっていました。
夕食作りの時間を少しでも短くしたいのに、包丁を探すだけで5分、ピーラーがなくて手で皮を剥くのに10分。疲れて帰ってきた体には堪えました。楽になると期待していた分、夕食作りがスムーズにいかないことにストレスを感じました。私のキッチンを返して……!
週交代制に変更
夫が帰宅し、夕食作りでのことを伝えました。すると、「お互い様やろ」の一言。私たちは一人暮らしが長く自分たちのやり方が定着していたのです。
「夕食作りでイライラする方が効率悪いな」と私は思い、日ごとではなく、週ごとの交代制に変更しました。その方が、週末の余裕のある状態で翌週に向けてキッチンを整えられるので、良いのではと試してみることに。
家事分担は、これからも試行錯誤
その結果、私仕様のキッチンになった状態で、月曜日からスムーズに夕食を作れるようになりました。しかも、担当の週が終わった翌週は夕食作りから解放されるというご褒美のために、より頑張れるように。
これからも夫と試行錯誤しながら、家事分担をしていけたら良いなと思っています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。