鼻づまりで耳鼻科を訪れた時のこと。“時間をかけて丁寧に診察してくれる”という評判通りではあったのですが、その診察スタイルは想像とは少し違ったのです……。筆者の友人が体験談を語ってくれました。
口コミで評判の“1時間診察”の耳鼻科へ
鼻づまりがひどく、久しぶりに耳鼻科を受診することにした私。
近所には昔からある個人病院しかありませんが、開いているのか不安になるほどの古びた外観です。
しかし、ネットの口コミを見てびっくり。
「話をしっかり聞いてくれる」「耳の構造まで説明してくれた」「1時間も診察してくれた」など、称賛の声がズラリ!
「1時間の診察?!」と気にはなりましたが、評判がいいので、思い切って行ってみることにしたのです。
受付から始まる予想外の問診
到着すると、院内は静まりかえっていて患者さんはゼロ。
受付で名前を書いていると、70代くらいの白衣の先生が突然登場しました。
「症状は?」と唐突な問いに戸惑いながらも「鼻づまりで……」と答えると、その場で問診が始まりったのです。
「内科の可能性もあるから、いくつか質問ね」と受付での立ち話は続き、数分後、「うん、耳鼻科の領域だね。診察室へどうぞ」と促されました。
診察室に入ると、そこからがさらに長丁場で……。