筆者の知人Aさんは、離婚し女手一つで小学生の息子を育てるシングルマザー。シングルマザーとなったAさんが気づいたのが、世の中には父親がいないというだけで態度を変える人がいるということです。ある日、同級生のNに怪我をさせられて帰ってきた息子。反省していると思われたN一家でしたが、Aさんがシングルマザーだと知ると……。
息子が怪我をして帰ってきました
小学4年生の男の子を育てているAさん。昨年、離婚と同時に引っ越し、新たな土地で生活を始めました。一人で子どもを守らなければならないと、毎日必死で暮らしていたのです。
そんなある日、息子が学校で同級生のN君に怪我をさせられて帰ってきました。ふざけていたN君に目の横を殴られてしまったそうで、息子の顔は腫れてしまっていたのです。
担任の先生が電話をしてきて事情を説明してくれ、N君もN君の両親も非常に反省しているので直接謝りたいと言っているとのことで、連絡先を伝えることになりました。
猛反省している親子
その後、すぐに電話をくれたN君のお母さん。Aさんにとって息子が怪我をさせられたことはとてもショックなことでしたが、電話口でも非常に反省している様子が見え、これなら同じことは起きないだろうと安心できました。
N君母は、電話だけで済ませるわけにはいかないとAさん宅に謝りに行きたいと言い出します。当人同士が直接和解した方が今後のためにもいいだろうと、Aさんはこれを快諾。
こうしてAさん宅にN君とその両親がやってきたのでした。