代車の利用を避けていたら
車の点検日。いつもの愛車はディーラーに預け、借りた代車をマンションのガレージに停めていました。その日は子供の習い事があったのですが、慣れない代車を運転することを避け、あえてバスで出かけていました。
一本の電話で事態が急変
習い事の帰り道、突然スマホに同じマンションの方から一本の電話が入りました。「おたくのガレージに停まっている車、フロントガラスが割れてるみたいよ」との一言に、心臓がドキン。
慌ててバスを降り、早足で帰宅すると、代車のフロントガラスが粉々に砕け散っていました。
車内に何かが投げ込まれたような形跡はなく、外からの衝撃が原因のようでした。
思いがけない原因
その日はマンション全体の草刈り作業の日。
業者の方が電動の草刈り機を使って敷地内の草を刈っていました。
おそらく、飛び石が原因でフロントガラスが割れたのでしょう。
誰かの不注意というよりは、偶然とタイミングの悪さが重なった結果でした。
代車という立場もあり、すぐにディーラーに連絡。幸いにも状況を理解してもらえ、修理や保険の手続きもスムーズに進めてもらえました。
いつもと違う日は、注意もひとつ増やす
今回は車でしたが、これが人だったらと思うとゾッとしました。
車のフロントガラスが割れるくらいの威力で石が飛んでくるのかと思うとケガ人が出なくて本当に良かった。
それからは草刈り機の使用中には近寄らないように気をつけています。
【体験者:50代・女性・筆者 回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。