筆者の友人M子さんの話です。息子の嫁は、美人でバリバリ働くキャリアウーマン。家事や育児は必要に応じてプロに任せるスタイルです。最初は姑として戸惑いもあったM子さんですが、女性の社会進出を素直に喜び、その生活スタイルを受け入れることにしたそうです。

息子の結婚、完璧すぎるお嫁さん

息子の嫁は、まるで雑誌から飛び出してきたような美人で、スタイルも抜群。仕事もできるバリバリのキャリアウーマンです。

家事はハウスキーパーに、育児はベビーシッターに任せる今どきのスタイル。正直、そのやり方には驚きを隠せませんでした。

嫁の親御さんの宣言に驚き

結婚前の初顔合わせの場で、嫁のお母さんが堂々と言いました。
「うちは娘を小さい頃から塾と習い事に通わせ、将来を見据えて育ててきました。結婚しても、仕事はずっと続けさせます」

価値観のギャップに戸惑い

私たち姑世代にとって、結婚=家庭優先、仕事はセーブするもの……そんな感覚がまだどこかに残っていました。でも、もうそんな時代ではありません。
「女性が何もかも抱え込む時代は終わった」
嫁の生き方をうらやましく感じつつ、時代の変化を突きつけられたような気がしました。

価値観の変化は進化なのかもしれない

最初は戸惑いましたが、考えてみれば、女性が自分の人生を主体的に生きる時代になったのは、むしろ喜ばしいこと。
これまで家庭や子育てを一手に担ってきた“当たり前”が、変わっていくのかもしれません。

何より、息子たち家族が幸せに暮らすことが一番。
私たちとは違うけれど、それもまた一つの幸せの形。
姑世代の私たちもアップデートして、少しずつ受け入れていけたらいいなと思っています。

【体験者:50代・女性・会社員 回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。