仕事も家庭も回っているのに、なぜか心がすれ違っていく――。
育休復帰後、夫との連絡は業務的なLINEばかりになり、気づけば「同居する同僚」のような関係に……。
そんな私たち夫婦を変えたのは、「感謝の気持ちをLINEで伝えること」と「週末の晩酌」という、たったひとつの小さな習慣でした。
育休復帰後、夫との連絡は業務的なLINEばかりになり、気づけば「同居する同僚」のような関係に……。
そんな私たち夫婦を変えたのは、「感謝の気持ちをLINEで伝えること」と「週末の晩酌」という、たったひとつの小さな習慣でした。
もうひとつ、私たちを変えた時間
もうひとつ加えたのが、「週末の晩酌タイム」。
子どもが寝たあと、家事を2人で手早く片づけて、ちょっとだけゆっくり話す時間。
「絶対にやる」と決めすぎると苦しくなるので、あえて“できるときだけ”というゆるさを残して。その余白が、無理なく続けられる理由にもなっています。
一緒に飲む時間はほんの30分ほどでも、会話の温度が違う。
「最近、こんなことがあってさ」「あのLINE、ちょっと嬉しかったよ」
日々の小さなLINEでのやりとりも、会話に温かみをプラスしてくれています。
大切なのは「自分から一歩、踏み出してみること」。
その一歩が、夫婦のすれ違いを止め、日常をやさしく包んでくれるきっかけになるのかもしれないなと感じています。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。