今回は、とんでもない勘違いをしたせいで、親子で怪しい人になってしまった筆者のエピソードをご紹介します。
夫の車に合流予定
ある日、私は小学生の息子と、ゲームソフトを買いに行くことに。その後に用事があったので、買い物が終わるころの時間に夫に車で迎えに来てもらい、合流することにしました。
ゲームソフトをゲットし小躍り
ゲームソフトを買ってもらい喜びが爆発した息子。待ち合わせの場所でわが家の車を見つけると、「ゲーム買ったよ!」と嬉しそうに小躍りしながら車に近づきます。
人通りも少なかったので、私も息子に合わせて踊ります。親子で小躍りしながら車に近づき、ドアを開けようとすると、鍵がロックされていて開かない……。
私は「パパ!? 開けて!」と助手席の窓をコンコンしました。
とんでもない勘違い
すると、車の窓がスーッと開き、中をのぞくと、そこには知らない親子がいたのです。
私は頭が真っ白になりました。私たちは、知らない方の車の前で小躍りし、車に乗り込もうとし、「開けて!」と窓をコンコンしていたのです。
その車は、わが家と全く同じ車でした。車種も、色も、サイズも……。同じ車を普段そこまで見かけないのと、この時間この場所に停まっていたということで、わが家の車だとばかり思っていました。とんでもない勘違い!
運転していたお父さんと、後ろの席にいた小学生くらいの娘さんに、「怖い思いをさせてしまってごめんなさい。うちと全く同じ車で間違えてしまいました」と謝りました。
車はナンバープレートまで確認すること!
その直後、夫が登場。わが家の車を見たお父さんは、「そっくりですね!」と優しくフォローしてくださいました。お相手からすると私こそ怪しい者だったと思いますが、優しい方で良かったです……。
それからは、どんな時でも、車のナンバープレートまで確認してから乗るようにと、親子共々気を付けるようになりました。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。