公園で息子が遊んでいると、見知らぬ子どもが無言でおもちゃを奪おうとし、その母親は“貸してあげて当然”と言わんばかりの態度!
理不尽な“シェアの押しつけ”に、母親は静かに言葉を返します。
今回は筆者の友人から聞いたママ友トラブルのエピソードをご紹介します。
理不尽な“シェアの押しつけ”に、母親は静かに言葉を返します。
今回は筆者の友人から聞いたママ友トラブルのエピソードをご紹介します。
そのママの態度にイラっとしましたが『穏便に済ませたい』と思った私。
「今はうちの子が遊んでいるので、少し待ってもらえますか?」
と丁寧に返しました。
するとママはムッとした顔で、
「すぐ貸してくれればいいのに、ケチね」
と小さくつぶやき、子の手を握ってその場を離れていったのです……。
心のつっかえが取れた瞬間
その態度に唖然としていたものの、近くにいたほかのママがフォローしてくれました。
「よく言ってくれたわ」
「あの人いつも自分勝手なのよ」
「何も気にすることないわ」
周囲の共感が、私の判断は間違っていなかったのだと背中を押してくれました。
その後、同じ公園でその親子を見かけることは一度もありません。
気持ちが大切
小さいおもちゃ1つをとっても、子どもにとっては大事な持ち物です。
“絶対にシェアしなきゃいけないもの”ではないし、勝手に使われるようであればなおさら拒否したくなるのは当然だと思った私。
『相手の気持ちを考えて行動できることが大切だ』と改めて学んだ出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。