その後のSNS投稿には、まさかの光景が!
義姉というなかなか関係を断ちづらい相手の非常識な言動に、どう対処したのか──。
今回は筆者の友人から聞いた、家族間トラブルのエピソードをご紹介します。
許可していないのに
何となく見た義姉のSNSで、姪がその服を着ているSNS投稿を見つけてしまったのです!
『どう見ても娘の服よね』と思い、夫に確認するとまさかの反応が……。
「あぁ、姪が気に入ったらしくて」
「姉からも欲しいってねだられたから」
まるで他人事のように平然と、娘や私に許可も取らず服を渡したと話す夫を見て、唖然としてしまいました。
夫には伝えたようですが『私や服の持ち主である娘にさえ黙って持ち帰るなんて、どう考えても非常識でしょう!?』と怒りが湧いた私。
すぐに義姉にLINEで、
「私物を勝手に持ち出すのは困ります」
「せめて私や娘にも尋ねてください」
と伝えました。
嫁の一手
すると、義姉からは謝罪されるどころかまさかの逆ギレ!
「うちの子が気に入ったからもらったの」
「あなたの娘より似合っているわ!」
「一着だけなのにケチね」
完全に常識が通じないと悟った私は、自衛に動くことに。
すぐに娘のクローゼットには鍵をつけ、義姉来訪時はリビング以外立ち入り禁止に。
夫に対しても、
「次同じことが起きたら、出入り禁止」
ときっぱり伝えました。
適度な距離感が大切
数か月後、また義姉が姪と遊びに来ましたが、クローゼットを覗こうとしていたものの鍵がかかっていると分かるや否や、静かに帰っていきました。
こちらが我慢して何も言わなければ、図々しい人はどこまでも侵入してくるものです。
家族だからこそ、ルールと距離感は自分で守らなければいけないと強く思った出来事でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnコラムニスト:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。