筆者の話です。
人には優しいのに、私には興味がなさそうな夫。
“心がすり減っていく感覚”に気づいた日のことです。

優しさで慕われる夫。最初はちょっと、うれしかった

夫は物腰が柔らかく、誰にでも丁寧な話し方をする人です。
職場では「相談しやすい人」として女性陣に慕われているようで、最近では同僚の家庭の話を聞いて帰ってくることもありました。
「Aさんの旦那さん、全然家事してくれないらしくてさ」
そんな話を聞いて「うちはまだマシかもね」と笑う夫を見て、最初はちょっと誇らしく思っていました。
頼られるのは悪いことではないし、うちの夫は落ち着いているからだと。
でもそのうち、なんだか違和感を覚えるようになっていきました。