筆者の知人Aさんは、自分の顔にコンプレックスを抱えて生きていました。顔のせいで何もかもがうまくいかないと思っていたAさんですが、そんなAさんを前向きにしてくれたのが、幼馴染の友人Tさんの言葉でした。ずっと抱えていたコンプレックスを吹き飛ばしてくれた友人の言葉とはどのようなものだったのでしょうか。
私の人生うまくいかないのは顔のせい!
Aさんは思春期の頃から、自分の顔が大嫌いでした。「こんな顔に生まれたせいで恋だってできないし、何もかもがうまくいかないんだ!」と思い込み、大きなコンプレックスを抱えていたのです。
第一志望の学校に受からなかったのも顔のせい、バイト先が決まらないのも顔のせい、イベントに誘ってもらえないのも顔のせい……。
こんな風に何か嫌なことがあると、それをすべて顔のせいだと思ってAさんは生きてきたのでした。
幼馴染に悩みを相談
大学生になったAさんは、久しぶりに幼馴染のTさんに会いました。
毎日顔を合わせていた頃には打ち明けられなかったコンプレックス。気を許した相手に久しぶりに会ったからなのか、Aさんは自分のコンプレックスについてTさんに打ち明けてみたのです。
「顔のせいで何もかもがうまくいかない。整形するためにお金を貯めてる」
Aさんの長くて後ろ向きな話をTさんは黙って聞いてくれました。