これは筆者自身の体験です。息子が大好きなかき氷を家でも楽しめるようにと、思い切ってかき氷機を購入しました。最初は嬉しそうに毎日食べていましたが、食べ過ぎが原因で息子に異変が……。
この出来事を通じて、子どもへの過剰な愛情が必ずしも良い結果を生まないこと、そして健康に対する配慮の大切さを学びました。

うちの息子、かき氷大好き!

息子が大好きなもの、それは「かき氷」。夏の間はどこに行ってもかき氷の看板を見ると、「買って買って!」とおねだりが始まります。それ自体はいいのですが、かき氷って、意外と値段が高いことに気づきました。毎回買うのももったいないなと思い、「家でも楽しめたらいいな」と考え、思い切ってかき氷機を購入しました。

息子は大喜びで、毎日毎日かき氷を食べて、私も嬉しくなりました。「これでお菓子代も節約できるし、息子も満足だし、一石二鳥だ!」と思い、どんどんかき氷を作ってあげました。

友達も呼んで大盛り上がり

お友達が遊びに来たとき、「みんなにも作ってあげよう!」と思い、おやつにかき氷を作ることにしました。子どもたちはみんな大喜びで、かき氷を食べながら楽しい時間が流れていきました。楽しいひとときが過ぎたころ、思いがけない出来事が起きました。

息子のお腹が痛くなった

その後、息子が「お腹が痛い」と言い出し、友達と遊ぶのもやめてトイレにこもってしまいました。どうやら、かき氷を食べ過ぎてお腹を壊してしまったようです。その瞬間、私は初めて気づきました。喜ぶからといって、あげすぎることが必ずしも良い結果を生むわけではないんだと。

息子はまだ小さな体で、冷たいものをたくさん食べるには体が耐えられないこともあるんだなと痛感しました。それ以来、かき氷は「1日1杯だけ」というルールを決めて、食べ過ぎないようにしました。

ルールが大切だと気づく

子育てをしていると、子どもが喜んでくれるからと甘くなりがちですが、その喜びの先に潜むリスクにも気をつけなければならないと反省しました。やりすぎないことが、子どもの健康には大切だと改めて感じました。

子育ては、愛情とルールのバランスが大切だと教えてくれた出来事でした。今後も、息子が健康で楽しい毎日を送れるよう、柔軟に対応しながらもルールをしっかり守っていきたいと思います。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。