筆者の義実家に帰省したときのこと。姪っ子たちの面倒を一日みることになった私たち夫婦。
しかしその後、義姉からお礼がいつまで経ってもなく、モヤモヤ……。
義姉に期待することをやめたエピソードをご紹介します。

義実家へ帰省

遠方に住む、義実家に帰省したときのことです。

あまり頻繁に帰省できない分、
帰省したときは息子たちと色々なところにお出かけするのが楽しみでした。
このときは隣の県の遊園地に、私たち家族と、義母と一緒に遊びに行く計画を立てていました。

義姉「うちの子たちも連れてって」

お出かけ計画を義母から聞いたのか、義姉から
「うちの子たちも一緒に行きたいって」
と連絡が。

それも、行くのは姪っ子たちだけで、義姉は行かないと。
姪っ子たちとは年に数回会うくらいで普段の様子を知らなかったので、遠出するなら義姉も来て欲しかったのですが、
「私は疲れているから」の一点張り。

結局、義母が一緒だから大丈夫だろうと、姪っ子たちだけ連れてお出かけすることになりました。

フル稼働の一日、その後の連絡にモヤモヤ……

当日は人数が増えた分、借りようと思っていた義両親の車では収まらず、
大きめサイズの車をレンタルすることにしました。

朝姪っ子たちをお迎えに行き、高速で移動。
遊園地で遊び、夕飯をすませ、義姉家に姪っ子たちを送り届けました。

後日「いつか別のかたちでお返しするね」と義姉から連絡がありましたが、
待てど待てど、その日は来ず、私はモヤモヤ……。

姪っ子たちの面倒を一日みていたのもそうですし、
移動や観光、食事に要した時間や労力、そしてその費用を考えると、精算について聞かれるくらいはあるのかと思っていました。

私の周りのママ友とは、何かあると、ちょっとしたお礼を送り合うことが多かったので、
義姉からもお返しがあると思っていた分、モヤモヤも大きかったです。
親しい関係だからこそ、お礼や気遣いへの期待値が高まり、そのズレがモヤモヤに繋がったのだと気づきました。

義姉には期待しない

あれから何年経っても具体的なお礼はないので、
それ以来、義姉との関係性においては、過度な期待を持たず、お互いに無理のない範囲での付き合い方を心がけるようになりました。

いくら親族とはいえ、何かしらのかたちでお礼をし合うのが、
関係を続ける上で大切だなぁと改めて思った出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。