長い不妊治療の末に授かった娘を前に、義父が放った“残念”というひと言。傷ついた妻の前で、涙をこぼしながら義父を叱った夫の言葉とは。これは、筆者の知人・理恵さん(仮名)が体験した話です。
こんにちは、赤ちゃん
理恵さんは、3年にわたる不妊治療の末、ようやく第一子を授かりました。
待ちに待った赤ちゃんとの対面に、義両親も喜んでくれるはず。
そんな期待を胸に、夫とともに義実家を訪れたそうです。
とはいえ、新生児の育児は思いのほか大変で、心も体も本調子とはいえません。
それでも「孫を見せてあげたい」という気持ちが背中を押しました。
その日は、義父の古い友人も遊びに来るということで、
理恵さん夫婦はお披露目の日を楽しみにしていたのです。
信じられないひと言
応接間では、義父と友人が孫の話で盛り上がっていました。
「うちは最近、男の子が生まれてね」
そう語る友人に、義父も笑ってうなずきます。