頼りがいある姑にびっくり
「口出しばかりされて、結局もっとストレスが溜まるんだろうな」
そんな最悪の未来を覚悟していた私を待っていたのは、驚くべき光景でした。
やってきた姑は、嫌味の一つも言わず、到着するなり袖をまくり上げました。
「さあ、まずはこの子の着替えね。ミルクはあっち?」
沐浴も、おむつ替えも、ミルクも慣れた手つき。夜泣きにも付き合ってくれて、「大丈夫、私が見てるからあんたは少し寝なさい」とまで言ってくれたのです。
その姿に、私は驚きと共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
特に、これまで感じていた口調の厳しさとは裏腹に、黙々と手を動かし、私の体調を気遣ってくれる優しさに胸を打たれたのです。かつては「とげとげしい」と感じていたあの口調が、共に育児という戦場に立つと「頼もしい指示」に聞こえるようになりました。
(私、この人のことを何にも分かっていなかったのかも……)
厳しい言葉の裏側に隠れていた、不器用で深い優しさに触れ、私の胸は熱くなりました。
先入観が変わった
「嫌い」という色眼鏡を外してみれば、姑はこれ以上ないほど頼もしい存在でした。
苦手だと思っていた人も、状況や関わり方で見方が変わるのです。
思い込みや先入観は、時として自分の心を狭くしているだけなのかもしれません。
双子が大きくなった今では、すっかり姑のことが大好きに!
子供達が大きくなった今でも、姑は良き相談相手になってくれています。
【体験者:50代、女性会社員、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。