筆者の息子が保育園に通っていたころのエピソードです。
数年前まで息子が通っていた保育園。そこでは、夏になると水遊びが増え、砂もまじって泥遊びになります。保育園から戻ってくる洋服は泥だらけ。洗濯がかなり大変になります。
そんな時、園からのお手紙にモヤモヤすることになり……。
数年前まで息子が通っていた保育園。そこでは、夏になると水遊びが増え、砂もまじって泥遊びになります。保育園から戻ってくる洋服は泥だらけ。洗濯がかなり大変になります。
そんな時、園からのお手紙にモヤモヤすることになり……。
保育園からの手紙にモヤモヤ
ところが、少しモヤモヤすることが。
保育園から定期的に配布されるお手紙に、
「泥遊びが始まりました。お母さんたち、洗濯が大変になるかと思いますが、ご了承ください!」
という内容が書かれていたのです。
私は
「お母さんたち?」
とクエスチョンマーク。わが家の洗濯担当は、旦那だったからです。
きっとそのお手紙は、
「泥遊びの季節がやってきましたよ! 楽しみましょう!」
と明るいメッセージを伝えたかっただけで、悪気はないと分かってはいるものの、
洗濯=お母さんの仕事、という内容にちょっとひっかかってしまったのです。
役割を性別で決めつけないで欲しい
夫婦が家事育児を分担しながら、或いは分担しようとしながら、仕事との両立に奮闘していることは、共働きを支えてくれている保育園なら知ってくれているはずだと期待していたんだと思います。
その分、何気なく書かれた言葉がひっかかり、
「洗濯は女性の仕事だと、保育園ですら思っているんだ……」
と受け取ってしまったのです。
もちろん、保育園には息子が大変お世話になり感謝しかないので、これは私のモヤモヤにすぎないのですが、
「役割を性別で決めつけないで欲しいな」
と、どうしても思ってしまった出来事でした。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。